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20代独身で家を買うメリットついての話

2025.01.12

こんにちは!

三共コスモスの南出です。

不動産購入の場合、ご結婚され、定住エリアをある程度決めてからお探しになる方が多いのではないでしょうか。

 

その場合は、不動産という『資産』を買うのではなく、その先にある『安心』を買うようなイメージだと思います。

 

今回の記事では、若い独身世帯が家を買うメリットについて書いています。

不動産を資産として捉える、投機的な側面のある内容です。

 

下記の構成で書いています。

 

 

自分が過去に戻れるなら、20代前半で直ぐに不動産を購入すると思い、本記事を書きました。

 

あくまでひとつの考え方として、最後までお読み頂けると嬉しいです!

 

 

20代で家を買うメリットはいくつもあると思いますが、なかでも特に大きなメリットとして、

 

・住宅ローンの完済時年齢が若い

・住み替えがしやすくなる

・同価格帯賃貸マンションよりグレードが高い

 

上記3点が挙げられます。

 

仮に25歳で35年ローンを組んだ場合、完済時のご年齢は60歳です。

15年間住んで、40歳で住み替えても新居で再度35年ローンを組むことができます。

 

  

35歳で初めて家を買う場合、35年ローンを組んだら完済時は70歳です。

15年後に住み替えようとすると、最長29年ローンになり、ローン審査も厳しく見られます。

 

どちらかのご実家が近くにある等、定住先のイメージが固まっている方の場合は、早めに住まいを購入するメリットが大きいと思います。

 

 

次は、『20代独身の方が購入するならコレ』という内容です。

 

 

20代独身の方が購入するなら、『駅チカ中古マンション』がおすすめです。

 

理由は下記3点です。

 

・中古なので新築時から一度価格が下がっている

・駅チカは将来価格が下がりづらい

・セキュリティ面での安心を得られる

 

勿論、お金に余裕のある方は新築マンションでも良いと思います。

その場合は、『資産』ではなく『安心』を買うイメージです。

 

 

20代独身で家を買うなら、無理なく支払える物件であるべきです。

そして、将来売却する事も視野に入れて、購入価格とあまり変わらない価格で売却できる可能性が高い物件を買う事をおすすめします。

 

次の項目で、もう少し具体的に物件とお金の話をしていきます。

 

 

将来売却する事を視野に購入する場合、物件選びが何より重要です。

 

以下、「私だったらこんな物件を買う」というポイントをお伝えします。

 

①駅から遠すぎない

②管理会社が入っている

③室内の状態が悪くない

④中~大規模マンション

⑤管理費・積立金が高くない

 

これらの条件を満たしていれば、もし5年後に売却するとしても、お手持ち資金を出さずに売却出来ると思います。

10年住めば、住み替え先の頭金を捻出できるはずです。

 

『駅から遠すぎない』という点は、近い方が将来売りやすいからです。

ですので、駅から遠い物件でも、月々の支払いがぐっと安い物件であればアリだと思います。

 

次にお金の話をしていきます。

 

 

2,000万円で購入した物件を5年後に売る場合についてです。

 

借入価格:2,000万円

借入期間:35年

返済金利:0.6%(元利均等)

月々支払額:52,805円

 

管理費・積立金が月々25,000円かかったとして、合計77,805円です。

 

5年後に売却する際、住宅ローン残債額はおよそ1,740万円です。

物件選びに失敗しなければ、5年間で200万円以上下落することは無いと思います。

 

ただし、全体的な相場の下落によってすべての物件が値崩れをするリスクはあります。

 

次に、10年後に売却する場合の例を記載していきます。

 

 

2,000万円で購入した物件を10年後に売る場合についてです。

 

借入価格:2,000万円

借入期間:35年

返済金利:0.6%(元利均等)

月々支払額:52,805円

 

管理費・積立金が月々25,000円かかったとして、合計77,805円です。

(ここまで上記と同じです)

 

10年後に売却する際、住宅ローン残債額はおよそ1,470万円です。

 

購入から10年後、2,000万円の物件が1,500万円まで下がる事はあまり考えられません。

もし下がったとしても、200~300万円程だと思います。

 

売却して浮いたお金は頭金にしてもいいですし、家具などを新調するために利用するのもいいですね。

 

 

戸建ての場合、マンションより審査が厳しい印象です。

 

投資用として購入する事を疑われてしまうのだと思います。

 

それでも戸建物件で審査が通るのであれば、戸建の購入でも全然OKです。

むしろ、管理費・積立金の支払いがないので戸建の方がいいかもしれませんね。

 

戸建ての場合、物件によっては建物が古く、土地価格で販売しているものもあります。

その場合、相場が下がらない限りは何年住んでも価格が下落する事は無いです。

 

 

20代の方は、比較的オートローンやキャッシング、ショッピングを分割払いに対してのハードルが低い方が多いと感じます。

 

所感ですが、分割払いの負債を抱えているため家を買う時期が遅くなってしまう方は意外と多いです。

 

住宅ローンを組む前にそれらの負債を抱えてしまうと、住宅ローン審査がかなり厳しくなります。

事前完済できるなら大丈夫です。

 

ただ、住宅ローンを組んだ後であればオートローンも問題なく組むことができます

借りる順番と名義人は大事なポイントですね。

 

余談ではありますが、リボ払いは金利が異常に高く返済が延々と続く商品なのでおすすめしません。

  

次からは、購入後のデメリットについて書いていきます。

 

 

遠方への転勤など、ご事情により購入物件に住めなくなってしまう事が考えられます。

この点が、20代独身の方が購入する際の一番のリスクだと思います。

 

転勤などで住めなくなってしまった自宅を賃貸するケースがあります。

 

住宅ローンを組んでいる場合、他人に貸すのはそもそもダメなのですが、普通借家契約で貸してしまうと簡単に解約する事が出来ないという事に注意が必要です。

 

もし住めなくなったら、貸すのではなく売りましょう。

 

購入物件の選定がしっかり出来ていれば問題なく売却できるはずです。

 

 

私自身、28歳で中古マンションを買いました。

20代前半で買っておけばよかったと少し後悔していますが、それでも当時購入したからこそ昨年無事に住み替えが出来ました。

 

今回の記事は『独身の方でも住宅ローンを上手に活用できます』というのがメインの話ですが、結婚されている20代の方にも当てはまります。

ただ、投機的な考えでの購入方法を記載していますので、リスクもあり、成功しても失敗しても自己責任でお願いします。

 

本当は現在販売中の物件を例にとりながら説明するのが一番分かりやすいのですが、売れるたびに記事を更新する気力がないのでご容赦ください…

 

ご興味のある方はぜひお気軽にご相談ください。

実際に販売している物件で具体的にお話しさせていただきます。

 

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