所得税の確定申告

譲渡所得税の確定申告

ご所有不動産を売却した際に売却益が出た場合、課税対象となり確定申告が必要になります。
マイナスの場合は確定申告不要です。

課税譲渡所得＝売却価格－（取得費＋譲渡費用）

取得費とは、『売却物件を取得した時の代金＋諸費用－建物減価償却費』です。
取得した時の代金が不明な場合、売却価格の5%です。
※建物減価償却費は計算が複雑なので個別相談の時にお伝えします。
譲渡費用とは、売却時の諸費用（仲介手数料・印紙・登記費用など）です。

売却物件の所有期間が5年超え＝長期譲渡所得　20.315％

売却物件の所有期間が5年以下＝短期譲渡所得　39.63%

※所有期間は、売却した年の1月1日時点で5年を超えているかどうか判断します。
※相続の場合、被相続人が取得した日からの計算です。

マイホーム（居住用財産）の場合、3,000万円の特別控除の特例が利用できます。

課税譲渡所得＝売却価格－（取得費＋譲渡費用）－3,000万円

※ただし、特別控除と住宅ローン控除の併用はできません。どちらが良いか、よく考えてから決めましょう。

『買った金額より売った金額の方が低いから確定申告は不要』という考えは正しいのですが、『建物減価償却費』を考慮していない方が意外と多い印象です。ご依頼頂きましたらちゃんと計算してお伝えします。お気軽にお問合せください。

お気軽にお問い合わせください。048-998-6331受付時間 9:00-18:00