永住権を持っていない外国人でも住宅ローンを組んで家を買える?条件などについて解説
こんにちは。三共コスモスの南出です。
埼玉県東部でご生活されている外国籍の方は多いですよね。
私自身、今まで沢山の外国籍の方からお住まいのご相談を受け、素敵なお家をご購入頂いております。
今回は、永住権を持たない外国籍の方でも住宅ローンを組むことが出来るか、またその方法について解説していきます。
・永住権を持っていない外国籍の方でも住宅ローンが組めるか知りたい人
・外国籍の方が住宅ローンを組む方法について知りたい人
・金利など、住宅ローンの商品特性を知りたい人
まず、永住権を持っていない外国籍の方でも住宅ローンを組んでお家を購入する事は出来ます。
私がご紹介できる商品・金融機関は全部で7社ほど。
ご状況によってご紹介できる商品が違ってきますので、それぞれ条件等について解説していきますね。
本記事を読んでいただければ、現状で住宅ローンを組める可能性があるかどうか把握できます。
ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです!
永住権のない外国籍の方が住宅ローンを組む方法①
昔からよく利用されているのが、都市銀行2社が提供している住宅ローン商品です。
審査をするにあたって下記4点、確認事項になります。
①日本に来て5年以上経っている
②現在の職場で働いて3年以上経っている
③現在のお住まいに住み始めて3年以上経っている
④購入物件価格の2割以上、自己資金を持っている
上記①~③のうち、2つは満たしていないと審査対象にならない可能性があります。
④の自己資金は条件になる可能性が高いです。
勤め先や年収によって、④は条件が緩和される可能性がありますので審査結果次第では自己資金の負担割合を抑えられます。
上記の銀行ですと変動金利で、金利は1%以下で融資が受けられるでしょう。
永住権のない外国籍の方が住宅ローンを組む方法②
こちらの商品は知らない不動産会社の方も多いと思います。
下記条件を満たしている場合、オススメしたい商品です。
・配偶者が日本人または永住権を持っている
上記条件の住宅ローン商品ですと、融資を受けられる金額は購入物件の評価額によって変わります。
今まで経験してきた中では、物件の7割までしか融資承認が出なかったケースもあれば、物件の9割超の融資承認が出たケースもありました。
金利も変動0.45%(令和4年11月時点)ですので、現在、永住権のない外国籍の方が組める住宅ローン商品の中で最も金利が低い商品だと思います。
永住権のない外国籍の方が住宅ローンを組む方法③
上記方法①、②の条件に合わない方が住宅ローンを組む方法として、ご紹介できる金融機関は現在4社ほどあります。
4社とも違う住宅ローン商品なので一概には言えませんが、特徴として
・金利が3~4%
・返済期間は10~35年
・自己資金が物件価格の2割~5割必要
購入物件の評価、融資希望者の勤め先・勤続年数・年収などを総合的に判断して上記条件が決定します。
欲しい物件を購入するのにあと少しだけ現金が足りない時などにご利用される事が多いです。
ローン期間が35年など長期でお借入れされる方は、永住権を取得出来てから住宅ローンの借り換えを検討するのも良いでしょう。
まとめ
永住権を持っていない外国籍の方が住宅ローンを組む方法について解説しました。
下記5点は必ず聞かれる事項ですので、確認しておきましょう。
・日本に来て何年経っているか
・勤続年数が何年か
・今のお住まいに何年住んでいるか
・配偶者は日本人または永住権を持っているか
・不動産購入に使える預金は幾らか
銀行からすると、永住権がない方は数年後に帰国してしまうリスクがあるため審査も厳しく見られるのでしょうね。

すべての銀行に共通して、お客様のお名前・住所など日本語で書けることも条件になります。
練習にはお付き合いしますのでお気軽にご相談ください!
また、条件が少し厳しいと感じた方も、住宅ローン相談・事前審査などは無料で行なっておりますので、まずはご相談からお気軽にお問合せください。
お気軽にお問い合わせください。048-998-6331受付時間 9:00-18:00
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